詩集

□朝顔
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その眩いばかりの美しさ
(そんなに美しくなんかないわ)



近づく事さえが出来ない
(もっと近づいて。離れないで)


まるでその純白な心を映すように…
(違う。純白な心じゃないわ)


いくらその美しい肌に触れようものならば暗い闇に堕ちてゆくだろう
(美しくなんかない!!だから堕ちないで――)



どうかこの切ない気持ちから救いの手を差し延べて――
(私が救ってあげるから――)





(どこまで行ったら二人は分かり会えるの?)


――すれ違う二人――



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