□犯罪者の夏休み
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その頃、リーダーと小南のお部屋の前で汗だくな飛段が立ち尽くしていた。


飛「んだよ、召集なんざいつかかってたんだよ!角都の奴なんで教えてくれなかったんだ…それより、あのクソリーダーに説得しねぇと…」


ガチャ


ぺ「お前、人の部屋のまで煩いぞ。なんだ?言いたい事でもあるならさっさと言え」

飛「おい、クソリーダー!今日会議あったのホントかぁ?」

ぺ「あぁ。あったぞ。そうだそれで、思い出した。お前と後デイダラ、2人してなんで来なかった?」

飛「つーか、召集かかってんの知らなかったんだよ!ホント」


ぺ「いや、全員にちゃんと召集はかけたハズ
だ。」

小「飛段とデイダラには秘密にしていたのよ」

ぺ「え!?そうなの?そんなの聞いてない」


飛「はぁ?なんで俺とデイダラちゃんだけに
は秘密にしてたんだよ!おかしいだろ、それ」


小「一番楽しみにしてるのってあなたとデイダラ位だからね。だからあえて秘密にさせてもらったわ。ペインの召集命令も私が邪魔したから、2人には聞こえなかったのよ。」

飛「てことは俺、海行けるのかぁ!!?」

小「えぇ、勿論」

飛「もうマジびっくりさせんじゃねーよーホントっ!」

ぺ「(なんで俺には教えてくれなかったんだ…)」

デ「あ!飛段!!それにリーダーと小南も!もう話合ったって事か!?」

飛「おい、デイダラちゃんよぉ!!俺ら海行けるぞ、海!!」

デ「え。本当か!?うん!?」

飛「ホントに決まってんだろ!やべぇ…めちゃくちゃ楽しみだぜ!!」

デ「だな!ちなみにいつ海に行くんだ?うん?」

ぺ「明日の朝方に出発予定だ。」

飛「明日の朝方かよぉ!?部屋に戻って支度しねぇとだな!」

デ「行けるのは嬉しいけど、だいぶ急なんだな。うん」

ぺ「行くんだったら、早い方がいいだろ?」

デ「確かにな♪じゃ、オイラ戻るは」



飛段とデイダラは嬉しそうに自分達の部屋に戻っていった。



小「あぁやって子供みたいに喜ぶ所が見たかっただけだったのよね」

ぺ「そうだったのか」

小「えぇ。普通に言うのも良いけど、つまらないじゃない?だからさっきの手段を使ったの。ちなみにペインに言わなかったのは、うっかり言っちゃいそうだったから言わなかったの。許してね?」

ぺ「…うっかり…うっかりいう訳ないだろう!」

小「自分でそう思ってるだけよ」

ぺ「Σむっ。…これでもリーダーだぞ…神だぞ…(震」
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