百合小説orz

□瞳をひらけば
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「澪…ブラつけてるでしょ?」

「…え…ぇえ?」

夏休みにクーラーのきいた澪の部屋で宿題をうつさしてもらってたとき、不意にあのブラのことを思い出した律は単刀直入にブラのことを澪に問いつめてみた。

なんでばれたの?といいたげに肩からブラひもが見えていないか確かめてる澪が涙目になりながら律を上目づかいで見てくる。
やっぱコイツ可愛いなぁ、なんて思いながら律は淡々と話し続ける。



「私、夏休み前澪の後ろの席だったでしょ?その時見えたの今思い出しただけ!」

「そ…そうなんだ…あ、あの…これお母さんがしま〇らで買ってきちゃって、それでつけなきゃ駄目っていわれて…」

いってる間も泣き出しそうになる澪。
どうやら澪にとってブラはとても恥ずかしいものだったらしい。


「まぁまぁ、泣かない泣かない!ブラつけてることって別に恥ずかしいことじゃないとおもうぞ!!むしろいいじゃん!!すげーじゃん!!」

「…ほんとぉ…」

律は慰めるように澪やブラを褒めまくる。
「ほんとほんと!まじでかっこいい!!あれじゃん!!なんか選ばれた人しかつけられない感じ?うらやましいなぁ〜私もつけたいよぉ〜」

「………」

「ね、だから元気に…」

「…律もつけたいの?」

「え、…そーだねぇつけたいなぁ。でも私デカくないから」

律が自分の胸を押さえながらそういうと澪は少し黙り込んでから私の胸を見ながら


「私がおおきくしてあげる」




そういって律の肩をぎゅっと抱きしめてきたのだ。


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