半魔双子の日記
□第1話 バージルのファンサービス
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(前書き)
PCに「パチモン禁書図○館」というデビルメイクライの健全なパロディサイトがあります。
その中に、ムンドゥスやバージルの日記形式の話があり、とても面白かったので、俺も書いてみました。
初めの何話かは、パチスロパニック7のデビルメイクライスレッドに載せ、その後、グリーにホームを持って、少しずつ書きためたものです。
皆さんのお眼鏡にかなうかどうか…。
ダンテもバージルも、パチスロ屋のスロ機の世界に住んでいます。
あかいこうじさんの「10番台のドンちゃん」のノリで(笑)。
兄の日記 1
3月1日
天気 俺のちレギュラー
もう午後だというのに、デビルのシマの客づきは、相変わらずのんびりしたものだ。
弟は、退屈だとぬかして、通路で昼寝をはじめている。
おい、起きろダンテ、客が来たぞ!
俺のファンと称するウスハゲ(アーカムではない。奴は全ハゲだ。)の中年男が、誕生日ゆえ俺の活躍を見たいとかぬかして(当然だな…フン。)着席した。
女性ファンならともかく、何でこんなオヤジを喜ばせねばならんのかと思う。
しかし、親会社カプコ●の命を受けここに出向している身だし、半裸の衣装まで着てゲーム隆盛のために奮闘している愚弟が、少々哀れでもあるので、協力してやることにする。
やっと最初のデビルボーナスがかかる。
俺のファンならばと、全バトル魔人化してやった。
もちろんBGMは、俺が先勝した時の品の良い「ひゅる〜」というヤツだ。
ウスハゲは俺のファンなら、この曲にうっとりしているだろう。
(其の2に続く)
(注釈:パチスロをやらない人のために説明)
デビルボーナスでバージルが魔人化すると、ダンテの負けが多く、獲得メダルがすごく少なくなってしまいます(涙)。