DMC雑感

□閻魔刀の擬人化について
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グリ友さんとのやりとりで、閻魔刀の擬人化の話が出て来ました。


俺は、デビルの3をゲームでやった直後、バージルの運命にどうしても心乱れてしまって、バージルのその後の話を自分で書いてました。一時は、完成したら、CAPCOMに送りつけて、続編にして下さいというくらいの勢いで(笑)。

今思えば、DMCファンワールドの広さ凄さも知らないで若気の至り。
結局完成しませんでしたし、他の人の素晴らしい創作を読んで恥ずかしくなりましたし…。


あらすじは、ムンドゥスに負けたバージルが、ブラッディパレスで戦わされるためにだけ生かされている、その世話に、ムンドゥスに奉公する一人の魔法使いが充てられるというものです。

魔法使いは、自分の大切な友人を蘇らせたいばかりに、禁断の魔法を使って地獄に落ち、魔王ムンドゥスに魔力を奪われ100年の奉公を強いられているという設定です。地獄と魔界がごっちゃになってますね。ちなみに、バージルの世話を押し付けられた時が99年目(笑)。


最初、口もきかずにいる二人ですが、互いの運命を知って少しずつ心が通うようになります。特に、魔法使いはバージルにひどく同情し惹かれる自分に気付くのです。
(バージルの方はクールで)

そして一年、魔法使いの年季が明け、ムンドゥスから魔力を返してもらえる日、彼はバージルの左手にはまった枷の鍵を渡して別れます。
(4の予告を見ていましたので、バージルは片腕という設定です)

鍵を外して逃げたバージルは、ブラッディパレスで、魔法使いが戦っているのに気付きます。バージルが脱出する時間を作るために。

ムンドゥスは、それを知ったバージルが戻って来ることも全てお見通し。ブラッディパレスで、勝ったならば、解放してやろうと持ちかける…。


この後、勝ってめでたく脱出…なわけはなく、あと僅かというところで魔王の計略にしてやられる二人。

仆れた魔法使いの命を復活させるために、バージルは魔王の配下になることを了承します。で、デビルメイクライ1に話が繋がる(笑)。


バージルは、魔法使いに対して、ずっとCOOLなんです。魔法使いを助けるのも、恩義に報いるためで。
二人の間はストイックで、愛情ではなく、男と男の信頼がテーマです。


ネロ・アンジェロとして召し抱えられたバージルは、魔法使いを地上にかえすとき閻魔刀を託します。ムンドゥスから臣下の証しに新しい大剣をもらいましたからね。

魔法使いは、現代に蘇らせられて(大変迷惑なわけですが律儀なので)、ダンテに閻魔刀を渡すために訪ねて来る。そしてダンテ編が始まる…レディの恋?も芽生えたりしてダンテ編は楽しく


いやはや、今改めてあらすじを書いてみると、恥ずかしいですね!


結局、紆余曲折があって(この紆余曲折が書けなかったのです)、ゲームの終わりにバージルと魔法使いは再会します。しかし、ムンドゥスとの戦いのさなかに、スパーダが大昔に魔具にした閻魔刀の悪魔は解放されてしまいます。
丸腰になったバージルのために、魔法使いが閻魔刀になるというオチです。


つけ加えると、魔法使いは何百歳かの年寄りですが、姿は若者です。バージルに対しての言葉使いも、「ぼく」「君」(笑)。
スーファミ末期のスクエアに、『ルドラの秘宝』という知る人ぞ知る名作ゲームがあります。その主人公の一人、サーレントが今まで俺にとっては魔法使いに一番近いイメージでした。


とりとめもない長話にお付きあいさせてすみません。形になれなかった、俺の夢のカケラ。話すことが出来て幸いです

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