DMC雑感
□小説版4雑感
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ネロがバージルの息子らしいという事実は、バージルファンの俺としてはやはりショックでした。
ただね、バージルのバの字もなかったゲーム4の寂しさ。それに比べ、夢や記憶の中でも、バージルが登場してくれたことは、嬉しいです。
ネロに悪魔の右腕を与えることのできる「バージルの意思」は生きて活動している。
…そんな希望も持てました。
ただ、不満もあります。
そのひとつは、サンクトゥス教皇が17年前に出会った「人でも悪魔でもない」男は、バージルなのかネロ・アンジェロなのか分からないということ。
サンクトゥス教皇は、ゲーム3の前のと後、どちらのバージルに会ったのかということです。
前回早とちりして、3の前と書いてしまいました。
早とちりと気付いた理由は
「NeroとNelo」
という名前です。
(以下妄想)
例えば、ある女性に、夢か幻のような一度の逢瀬で子供ができた。
父のことはその美しい容姿以外、名前しか分からない。
女性は、産後の経過が悪く、自分の目で我が子の父を見つけてやれないかもしれないと案じた。
だから、子供にその名をつけた。
そうすれば、父は同じ名によって、我が子と気付いてくれるかもしれないから。
綴りが違うのは、わざと変えたのか、耳から聞いた名なので、綴りがわからなかったから。
(妄想終わり)
いかがですか?
そうでないと、名前の説明がつかないし、3でダンテと対決するかっこいいバージルが、一児のパパということに…
嫌だぁぁ〜!\(;o;)/
ただ、ネロ・アンジェロって、ムンドゥスにマインド・コントロールされてる印象が強くて、小説みたいに自由に世界中動き回れたんだろうか?と、少々違和感。
「スパーダを超える」なんて、自分の意思をしっかり持ち続けることが、許されるんだろうか…?
と思うと、やっぱり、あれは3の前のバージルなのかあああ!(混乱)
2つ目は、バージルファンとしての反発です。
何もバージルの息子でなくても、ネロはネロでそれなりに生意気小僧でよかったのに。
ネロには、けっこう魅力がある。バージルの息子なんて七光りいらないくらい。「どこの馬の骨?」
それを実力で撥ね返して、ダンテの向こうを張って行く。
そういうネロがよかったです。
バージルもまた、ただ純粋に力を欲した者のところに現れる方が、かっこいい。
息子だから、血筋だから力を与えるんじゃなくて、力を求める者の必死さに応じて現れた方が、悪魔らしかった。
…見返りに、ネロの最も大切なものを要求したり。
妖気とピカレスクな魅力を纏って…。
え?
息子でないと、ネロの血は偽神に与えてもしょうがないからストーリー上仕方ない?
ハァ、そうですけど…。
小説には、4の1年前フォルトゥナの浜辺に、黒い鎧とまっ二つに折れた閻魔刀が打ち上げられていた、とありました。
バージルの意思が、ネロを探し当てたのかなあ。
それとも、悪魔の悪戯?
小説で唯一、俺が哀れに感じた場面です。
CA●COMは商売がうまい。結局、本買わされちゃったです。
これで、ダンテの代わりにバージルが使える4SEなんか発売されたら、ぜーったい買ってまうやろ(T-T)!
(←つくれCAP●OM!)
兎に角…ファンは鴨ネギ。
一児のパパバージル(ネロ・アンジェロ)を受け入れられるか、しばらく俺は自分に問うてみたいと思います。
しくしく(;_;)。
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