小さな戦士達

□光の中へ
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私もLBXたちに続いて屋根裏へと上っていった。

屋根裏は思ったとおり真っ暗で何も煮えなかった。

でも、なぜかLBXたちは見えた。




さっきから不思議なことばかりだ・・・。
LBXは動くし、真っ暗なのにLBXだけは見えてるし・・・。

それに今も起こっている。

それは、この暗闇がずっと続いているとこだ。
さっきからずっと歩いているはずなのに、壁にぶつからない。家はそんなに広いワケでもないのに・・・。




5分くらい歩いて、遠くの方に光が見えてきた。

そこまで眩しい光でもなかったけど、ずっと暗闇にいたせいか、眩しく感じた。

目が光になれ、光のところまで歩いて行くと光っていたものの大きさがわかった。

サッカーボールくらいの大きさだった。

その光に触れようと手を伸ばすと、目の前にタレイアが来て止めに入った。

さっきまでなかった透明な羽が背中から生えているタレイアの姿はまるで小さな天使のようだった。



タレイアは他のLBXたちに私を光から離すように命令したらしく、LBXたちは私を光から放した。


私が光から離れると、タレイアは光の前で何かをやり始めた。




すると光がさらに強い光を出し、タレイア以外のLBXたちが吸い込まれていった。


私はあまりの眩しさに目を閉じてしまった。
目を閉じる直前、タレイアがこっちを向いて何か呟いたような気がした・・・・。






























続く
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